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悪夢のオクム ~8/1 奥武蔵ウルトラマラソン~

8月になりました。相変わらず暑いっすね。

久々に高校時代の友達に会った時に
感じるくらいの“相変わらずさ”ですね。

いやぁ当日も結構、暑かったですよ。

普通、夏ってのは海に行って泳いだり、
川に行ってBBQしたりするもんじゃないっすか。

まさかこのクソ暑いのに、山に行って77キロも走るなんて・・・。

なんでエントリーしたのか、分かりません。
女心くらい、分かりません。ふんふん。

AKB48が一体誰で誰なのか、くらい分かりません。

・・・あぁ、自分がこわい。

エントリーしてしまったというのは、
埼玉県毛呂山村で行われた 奥武蔵ウルトラマラソンのことです。
(スタート地点が毛呂山村で、コースはいろんな市や町を越えていきます。)

気が重いまま、当日を迎えました。いや、これ本当。

だって先週、余りにも暑くて皇居1周で止めた男っすよ。
距離77キロ、体重87キロ、しかも山道(ロード)なんて。

その今回の変態たちの真夏の祭典は、史上最高の1200人余りが参加したようです。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0002 
朝、ガスってる具合が昼間の暑さを予感させる・・・。





2010_08010801奥武蔵ウルトラ0005 
毛呂山総合公園内、体育館前。
5時半頃到着したのですが、すでに熱気むんむん。

東京方面から始発で行ってもギリなので、周辺に宿泊した人が多いみたい。
私は車で、さいたま市から約1時間。そんなに遠くないね。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0006 
スタッフは朝から大変です。 でも皆、笑顔。スタッフも楽しもう!という気持ちが
伝わって心地よいのです。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0007 
スタートは7時。その前に館山氏の挨拶。
気温はぐんぐん上昇中。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0010 
皆さんで準備体操してます。なんか不思議な体操だったな。 私はこれだけで汗びっしょり。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0011
結構知った顔がいる?有名人もちらほら。

2010 0801奥武蔵処理済み
苦笑いのワタクシ。スタート10分前。

2010 0801奥武蔵処理済み2 
この大会は高低差約850mを
登ったり下ったり、登ったり下ったり、登ったり、のぼったり、ノボッタリ・・・。
峠を4つ越える77キロのコース、制限時間は12時間。

スポーツエイド・ジャパンのメインの大会です。

例によってエイドが豊富。約3キロ毎に設置され、コースが折り返しなので
往路、復路で寄る事が出来ます。

そしてスタート!!
2010_08010801奥武蔵ウルトラ0015 
少し走って、すぐ上り坂。コレはまだまだ可愛いもの。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0016  
レインボーパーク ?
この手書きっぽい錆びた看板に、ちょっと心奪われた。

それにしても・・・、この↓写真で判ります?この大会、女性が多い!
なぜ???
2010_08010801奥武蔵ウルトラ0017 
4.4キロ地点の滝ノ入エイド。
30分も経ってないのに上から下まで汗、汗、汗。もう皆、水を掛けてもらっています。
8時前だけど、30℃超えてるのかな?

そういえば、館山氏の挨拶のなかでエイドでの給水はとばさないで、
との注意がありました。

・・・とばせる訳がない。 寄らなきゃ死ぬぞ。

スタート前十分に水分を取っていたがノドがカラカラ。
ここで氷をもらい首にバンダナで巻く。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0018 
やぶさめが有名なんだって。毛呂山村って。
ちなみにどこら辺だか分かる?聞いた事さえなかったよね? 

私も来るまで位置関係がわからなかった。
2010_08010801奥武蔵ウルトラ0019 
ゆずが名産なのです。1回走ると愛着が湧く村ですね。のどか~。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0020 
こんな自然の中を走ります。まだ平地だし。でもいい感じでしょ、この風景。
なんか良いなぁ、と思いながら走ってました。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0021 
4キロだったり、5キロだったり、鎌北湖過ぎるまではエイドの間隔がちょっと長いんですね。
山に入っちゃえば3キロ毎なんだけど。

ただ本格的に登り始める前が暑くて、間隔が長いと結構辛かった。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0022 
コレ、まだ全然鎌北湖過ぎてません、これから。
でも素敵な風景。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0024 
10キロ地点。ワインディングロードを下ります。旗の下にランナーが見えるでしょ?



2010_08010801奥武蔵ウルトラ0025
さぁ本格的に山を目指しますよ!
その前にバナナ食べます。梅干食べます。
そしてコーラ、コーヒー牛乳、スポドリ飲みます・・・。
そして、走ります・・・。

5キロ走ってやっと到着、鎌北湖エイド。
2010_08010801奥武蔵ウルトラ0026 

いやぁ、一番やばかった。前のエイドから35分くらいだったけど、喉はカラカラ、
暑すぎて脱水っぽくて、目の奥がジンジンしてくる。

途中、余りにも暑くて自販機を探したが、・・・無い。
本気でリタイヤを考えましたよ、まだ20キロも走って無いのに。
民家で水もらってる人もいた。

このエイドが見えてきて、一言。「うぉ~助かった。」

余りにもしんどくてエイドの写真とってまへんがな。
でもコップ10杯以上あびるほど飲んだ、いろんなものを。

頭、背中、ひしゃくでドシャっと水を掛けてもらう。

ここで止める人も多かったですね、ここだとまだスタート地点へすぐ帰れるしね。
20キロ過ぎてるので今日は山登れるのかどうか、体調も分かるのでしょう。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0028 
2010_08010801奥武蔵ウルトラ0029 
鎌北湖を過ぎ、ここから本格的に山に入り、登りまくります・・。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0030 
応援しているランナーも多かったですよ。逆走しながら応援してた。

このくらい物好きな、いや、過酷な大会は本当に走るのが好きな人じゃないと
出場しないのでしょう。
その分常連が多いらしく、ここに来ると必ず知り合いに会えるという人も居ました。

エイドのスタッフも、毎年ここで常連さんと会えるのを楽しみにしてるそうです。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0031
20キロ地点。奥武蔵林道へ突入。
すでに上りがキツイっす。モチロン、歩く。

基本的に上りは歩き、平地や下りは走る。
速い人はほぼ全て、走る。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0036 
標高が高くなり、次第に気温も下がってきた。
それにしても、いい景色。こんなトコ走ったことないなぁ。
ちょっと高尾や青梅とは違った趣。


2010_08010801奥武蔵ウルトラ0037 
ちなみにイエローのナンバーカードは過去9回完走した人。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0038 
グリーンは過去10回以上完走した人。

右のオレンジのTシャツの方は16回参加して15回完走したそうです。
この大会が今回17回目なので、第1回から参加してるって。
今回は調子が悪いらしく、この後リタイアされましたけど、凄いね。

左の方も顔が白かった。つらそう。

ちなみにコースは青い道路標識のところを右上に登る・・・。あぁ急坂。

ちょっと頑張って、顔振(こうぶり)峠に到着。景色が良く、茶屋があります。
2010_08010801奥武蔵ウルトラ0039 

ビール飲んでる人と目が合った。。。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0040 

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0041 
30キロ地点。折り返し(46.3キロ)まであと3つ峠があるんですけど・・・。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0042 
高山不動付近のエイド。

この頃水分を取りすぎたのか、ちょっと下痢気味。
写真の左下にちょこっと写ってますが、簡易トイレに入ったけど、くさかった~。
いやぁ、夢に出るくらい。
真夏の日差しで熱せられてたのですね、う○こが。
熱してはいけない。

しかも初めてレース中に大をした・・・。ある意味、記念日。

ちょっと写真撮るの忘れましたが、ここのエイドにあった梅の甘酢漬けがうまかったんです。
おばあちゃんに聞いたら自分ちで漬けたんだって。
梅干は良くあるけど、甘酢漬けは初めて。梅も大きい。

そばに家庭用プール(ちっちゃいコドモが遊ぶやつ。)に水が入っていて
子供達が楽しそうにランナーに水を掛けてくれる。

あぁ写真撮れば良かった。ちょっと余裕がなかったかな。
すでに関門には間に合わない計算。

この辺りから折り返してきたランナーとすれ違う事が多くなってきた。
ほとんどの人が声を掛けてくれる。
目を見て優しい笑顔で「ガンバ!」と言ってくれる人もいた。
自分も苦しいだろうに。

こちらも声を掛ける。そんな状態がずっと続く。
あたたかい大会だ。遅い速いは関係ない。互いに励ましあう。
なんですかね、この一体感は。
感動したっ。(小泉元首相風に言ってみる。)

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0043 
35キロくらいかな。
余裕は無かったんだけど、コースを外れて見晴台に行こうか真剣に悩んだ。
どれ位先か分からなかったので、行かなかったけど。
せっかくここまで来たのでどんな景色か見てみたかったのです。

ここら辺から、エイドで知り合ったランナーさんとお話ししながら走りました。
関門には間に合わないランナーが、しゃべりながら笑いながら走ってるのを
折り返してきたランナーが見てどう思うのだろう。 もっと真剣にやれって。
次第に上り坂も緩やかで、なんか走れるんですよね。
気温も下がってきて、足も重くない。

諦めずに真面目に走ればよかった。ちょっと後悔。
エイドでゆっくりして、しかもあんなに食べなければ。

私の場合、気温なんですね、問題は。
重いものを動かすのに、大きなエネルギーが必要でその際、熱が発生する。
これ物理の法則。
・・・痩せなきゃ。

2010_08010801奥武蔵ウルトラ0047 
2010_08010801奥武蔵ウルトラ0045
41キロ地点。刈場坂峠エイドからの景色。
標高818mだ、そうです。ここまで登ってきたか。

ここでは甘党ランナーズさんが私設エイドを出していて、コップに入った杏仁豆腐を
頂きました。コレがうまい。しかも、冷たい!
ちょっと冷たいのには驚いた。さすがランナーの心を掴んでるね。
うれしくて大声で「うまいっ!」って言ったら笑ってた。

この大会はランニングクラブが私設エイドを出してるのが多かった気がする。
なんだろう・・・。みんな楽しみにしてるんだね。走る人も、応援する人も。
 ある意味お祭り。 やはり真夏の祭典。

ここの大会エイドでも冷たいコーラとおかゆをいただく。
どんな組合わせなんだか。
でもおかゆはいいね!食欲が無くても流し込めるし。

スタッフから折り返しの丸山エイドの関門に間に合わないから
ここでバスを待つか、丸山エイドまで行って止めるか、と聞かれる。

モチロン行きますよ~。
だって丸山エイドにはビキニのねえちゃんが居て
ランナーに水を掛けてくれるのです。

大きな声では言えないが、これが今回最大の目的なのです!!
なんてスポーツマンらしいさわやかな目的なんでしょう。うふふっ。

ご一緒してきたランナーとはここでお別れ。
私はにやけた顔のまま、5キロ先の丸山を目指す。

ここから先はたいした上り下りは無く、さわかな高原の道を走っているかのよう。
とても気持ちがいい。足が軽い。
今日46.3キロ走った、ご褒美だと思った。

まあ普通のランナーはこれから帰んなきゃいけないんだけどね。私は終わり。
丸山エイドが近づいてくる。 あぁ、もう終わっちゃうのか。

そして、46.3キロ地点、丸山エイドに到着~。
計測チップをはずして、さぁビキニギャルは?おいらに潤いを・・・・。
2010_08010801奥武蔵ウルトラ0050 
居ない・・・。しかもエイドがさびしい。カキ氷は???飲み物は???

ここの関門時間は7時間10分。
私が到着したのが8時間5分。

エイドを撤収し始めてました・・・。

ええ~っ!

ビキニギャルは、居た。けど、服着てた・・・。

え、ええ~っ! 

「ランナーの皆さんスイマセン。リタイヤする人が続出で、バスがここまで登ってくるまでに
満員になって帰っちゃってるんです。
今、下の会場を出たのでここに来るまで2時間くらいかかるかも。」 

え、え、ええ~っ!!

・・・悪夢だ。やれやれ。

結局、エイドにいるスタッフの車で1つ下のエイドへ送ってもらうことになった。
2時間じっと待ってるのももったいないので、少しでも下に行こうと。
車は3台あったがもちろん1度では乗れないので(乗れたら下までいけるんだけどね。)
ピストンするそう。

いいスタッフでしょう?そう思わない?

大会運営を自治体がやってるわけでは無いので、こういうアクシデントは仕方ない。
でも申し訳なさそうに謝るし、こうやって気を使ってランナーの為に
今、出来る事をやってくれる。

なんかこういうの、うれしいですね。

その内の1台はビキニねえちゃんの車だった。
モチロン、私はそれに乗る。しかも助手席。運転はビキニちゃんね。

そこでお話しさせていただきました。
なんて気さくないいやつなんだ。

「ここまでしてもらって悪いね。」

「いぇ、とんでもないです。」

「朝から水着でランナーの世話したりして大変だったでしょう?」

「でもランナーさんからすごく元気をもらえるんです。楽しいんですよ。
でもここを皆さんは走ってきたんですね~。
車で走ってても結構次のエイドまで長いですね。凄いですね~。」

「リタイアだけどね。」

「え~っ、でも凄いですよ。尊敬しちゃうなぁ。」

「特にジミーさんはカッコいいし、素敵ですよ。ビキニ姿見せましょうか?」
あっ、最後のは妄想です・・・。

来年はランナーとして参加するか、また丸山でビキニちゃんするそうです。
んじゃ、来年こそは!!!って、その為かい!

その内バスが来て、無事に乗れました。ただここから山を下るのに1時間半。
小旅行か?

途中まだ走っているランナーに声を掛けながら、バスは山を降ります。
最終ランナーにはスイーパーが付いていた。
やたらスイーパーの女性が元気だ。ニコニコ笑顔でバスに手を振っている。
手作りらしいナンバーカードが見えた。
イラストが書いてあるけど、この絵は・・・。

板吉さんだった。クリールで漫画描いてるランナー。

どうりで元気な訳だ。やたら走ってるもんね、この人。
なんがすごく楽しそう。


そしてゴールに近づくにつれ、まだ走っているランナーが多くなる。
時間と距離を考えると、ギリギリの人たち。
でもモチロン、バスには乗らない。

そんな姿をバスの中から、見ていた。

まるで金持ちの子が食べてるアイスクリームを
じっと見ている貧乏な子のように、見ていた。

凄くうらやましかった。

汗だくになって、もがきつつも進んでいるランナーを見て思う。
速い遅いは関係ない。
でも自分はベストを尽くしたのだろうか?

さっきまでは46.3キロ走ったことに満足していた。
この暑い中、フル以上の距離を走ったんだからよくやったじゃないか、と。
いや、走る前から諦めていたのかも知れない。
この気温で山道なんか走れるのか、と。
完走なんて出来るわけ無い、と。

大会を楽しむ事には自信がある。
でもベストは尽くしたか?

少し自分が恥ずかしく、なった・・・。

完走しないと意味が無いとは思わない。
でもランナーとして参加した以上、ベストを尽くすべきだ。

来年も参加するでしょう。
ビキニちゃんとも握手して、約束したし。

悔しいし。


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はまっていく自分が恐い。
しかも痩せない。


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Comment

さぶろう | URL | 2010.08.06 21:50
待ってましたよ。
うーん、写真があって臨場感あり、
笑いあり、感動ありのいいレポ~。
特に最後の部分、グッときちゃいました。
やっぱりウルトラいいですねー
お疲れ様でした!
ジミー | URL | 2010.08.07 00:11
待ってましたよ、なんて泣かせますねー。
感謝!感謝!
でもこの大会は面白いです。
完走できたら、もっと面白いんでしょけど。
なんか人間のふれあいがあるんですよね。
来年はぜひ!
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プロフィール

ジミー

Author:ジミー
走っても痩せない。なぜならば食って、飲んでるから。


【自己ベスト】
2009年 第12回荒川市民マラソン   3時間55分
2009年 第10回谷川真理ハーフマラソン 1時間46分
2011年 第7回いわて銀河100Kmチャレンジ 13時間29分

【初レース】
2005年かすみがうら10マイル
【初フルマラソン】
2006年 第9回荒川市民マラソン    6時間10分

【東京マラソン】
第1回だけ当選しました。土砂降りのこの大会記録は6時間46分
あと14分遅ければ都知事と握手してテレビに写ったのに。
膝が痛くてそんな余裕ありませんでした。

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