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足元を、そして空を見上げる~6/10いわて銀河100kmチャレンジ~

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ようこそジミーのブログへおいで下さいました。

お元気ですか。
関東は暑い日が続いてます。
もうすぐ梅雨も明けるのでしょうか。

でもランナーはこの季節でも元気なようです。
暑い暑いとは言いながら、なんやかんやと走っています。

暑いとか寒いとか、足が痛いとか疲れが溜まってるとか、
絶えずなんか言って走ってるんです、ランナーは。

偶然検索で引っかかってこちらにやってこられましたか?
それとも以前から読んでいただいているのでしょうか?

まあどちら様ともお時間がございましたら、せっかくですから少々お付き合いくださいませ。

私のブログは基本的に大会レポートのブログです。
よって毎日更新したりは致しません。

大会に参加したら書きますので、多くて月に2回ぐらいの更新です。
大会開催日の2週間後位に完成することが多いようです。
結構時間がかかるのです。
よって、速報性は全くございません。

それと他の方のブログと違って、速くなるためには全く参考にならないです。
それは自信を持って言えます。

ただ写真が多いので、大会に参加せずとも臨場感を味わっていただけるのでは
ないかと思っております。

ポロリ、ありです。

ウソです、ないです。






このブログを始めたのは、初めてチャレンジ富士五湖を走る為でした。

せっかくウルトラを走るのだったら、詳細を残しておかないともったいない。
長時間、苦しい思いするんだから。モトを取るんだ!

大会に参加する前、この大会の雰囲気やコースの状態が知りたくて
色々な人のブログを調べました。

ただ、イマイチ分からない。

なら走った後、自分で書こうと。
参加したことが無い人に雰囲気が伝わるように、文才が無いのを補えるように、
写真を多くしました。

なんか食い物とか、観光とかの写真も多いですけどね。
いわゆる、「旅ラン」が好きなんです。

あと、自分の感じたままの事、「心象スケッチ」を入れようと努めています。
「走る」というフィルターを通して、見えるものがあるんじゃないか。

初めて訪れた方も、そうでない人も、楽しんでいただけたら幸いです。

最近色々質問されるので、いまさらながらブログの説明をしてみました。
普通のブログは走ったら記事をアップするの早いもんね。
私はそうとう時間がかってしまいます、ごめんなさい。

ちなみにハンドルネームのジミーというのは、昔のあだ名で、
「ジミー大西」に似てるからです。

ラン友は全てこの名で呼んでくれるので、街中で呼ばれても恥ずかしくなくなりました。
周りの人は、外人か?と思うみたいですが。

さていつもの長い前置きも終えて、レポートですね。

今年もいわて銀河を走ってきました。
先に結果を言ってしまうと、66.5kmでリタイヤ。

去年の秋は全く走らなかったので、
そこでいきなり増えていただいた?体重がなかなか減らなかったですね。

1月は300km、2月は280km、3月も300近く走ったのですが、
それで持病のヘルニアが悪化しまして、4月はほとんど走れず。
5月も120くらいでした。

ヘルニアの事があったので直前までこの大会を走ろうかどうか迷っていたのですが、
とりあえず走ることに決めました。
完走出来そうだから走るとか、じゃない。そんなのどうでもいい。
ベストを尽くそう。

まぁ、太った私が悪いのですが。
全国1万8532人(推定)のメタボリックランナーを代表して、走るんだ!

と、いうわけで行きの新幹線で駅弁です。
いきなり食うんかい!
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「平泉 金色うにめし」中尊寺の金色堂とかけてるんでしょうかね。
輝かしい金色。蒸しうにが本当にたっぷり。

新幹線に乗り込む前、大宮駅で買いました。
有名な店員さんがいる駅弁ショップがあるんです。
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私の友人は、大宮駅限定の新幹線開通30年だったかな?の弁当。

北上まで3時間弱。今日は早く寝るので意地でも昼寝しなかった・・・。
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あいにくの雨。でも私にとっては“あいにく”ではない。
去年は暑さに苦しめられたから、雨降ってたほうが涼しくていい。
俺くらいだろうな、喜んでたのは。

会場は去年と同じ。駅から徒歩5分くらいの北上勤労体育館。 
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もうこの時点で去年の事が鮮明によみがえってくる。
あれから1年か。

体育館で受付。ボラは地元の中学生かな。
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パンフ・ナンバーカード・荷物預けの袋などをもらう。
参加賞のTシャツはゴール地点でもらいます。

隣の体育館に移動し、15時から始まる開会式/前夜祭を待ちました。
選手は無料。
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受付時、このラーメンの引換券をもらい、ここで交換。
去年はそばが振る舞われたけどスゴイ行列で食えなかったんだよね。
今年は引換券でスムーズ!
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麺にワカメが練りこまれている冷たいラーメン。
冷麺のつゆのようなサッパリした塩味。これ、うまかった!
さっき駅弁食ったばかりなんだけど・・・。
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ラーメン食いながらテーブルを見ると「走る貯金」の記事が置いてあった。
こちらの募金は仙台国際ハーフの時、協力させていただきました。

「走る貯金」の趣旨
今回の東日本大震災で、親を亡くした子は2000人を超す。
この子らの心のケアは急務だが、その施設は足りない。
市民ランナーの自発的な「走る貯金」を
仙台市内にこの子らの心のよりどころとなる「東北レインボーハウス」の建設を予定している
あしなが育英会に、その資金の一部として寄託する。
※走る貯金のHPより
 
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あれ、なんでだろう?なんて思いながら顔を上げると、
遠くのテーブルに仙台国際ハーフの打ち上げなどでお世話になった
仙台地元ランナーの方々。

皆さんこの企画にかかわっていて、ここでもチラシを配ってたんですね。
本当に頭の下がる思いです。
ご挨拶に伺ったら覚えてくれていました。まさかこの大会でもお会いできるとは。

側にいた方が、
「あ~、チアガールの人!」
そういう覚え方なのね・・・。

「明日はどんな恰好するの?」
いや、しませんって・・・。

本当に、縁ですね、こういうの。 ありがたいことです。

関係者の挨拶のあと、カンパイ。
去年同様、お惣菜と缶ビールが配られた。
日本酒やジュースの試飲もあって、配られる前から宴会始めているグループもあったね。
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こちらには第1回からのポスターがずらり。
我々は、早々に退散。 

駅前のスーパーで買い出し。建物はデカいんだけど、スーパー自体はそれほどでもない。
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試しに地下に行ってみるとなぜが射的場があった・・・。なんかシュールだ、誰もいないけど。

今年は駅の隣のホテルに宿泊。ランナーにはミネラルウォーターのサービス。
このホテルのすぐ前からスタート会場行きのバスが出るので、
大会エントリーが始まるとすぐ埋まってしまいます。
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前夜祭でもらったお惣菜。去年のほうがボリュームあったかな。
同じくもらった缶ビール飲んで19時には寝ました。

翌朝1時半に起床。起きてすぐ朝飯。
自慢ですが、私は目が覚めて5分以内に食い始めることが出来ます。
人に言うと馬鹿にされた目で見られます、ハイ。

2時半のスタート会場行きのバスに乗って、10分くらい。

スタート会場の北上陸上競技場に到着。
雨がまだ降っている。
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受付でスタートチェックをし、準備。
とはいっても朝飯は食ってきたし、トランジット行きの荷物も分けてきたし。
特にやることもない。
ホテルで朝食用にともらったバナナを腹に押し込んだ。
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いわての「銀河」だからね、そりゃウルトラマンも走るよね。
全然おかしくない。
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黄色いナンバーは5回以上完走するともらえる永久ナンバー。

外に出てみると、雨は小降りになってきた。
気温は19℃くらい。
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ビニールかぶんなくてもいいや。ちょっと濡れるくらいが涼しいだろう。

スタート時間が近づくにつれて、徐々に辺りのボルテージも上がってくる。
とは言っても、ウルトラのスタートはゆったりしてるけどね。
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スタート前、宮川大助さん、花子さんの挨拶。
去年花子さんは参加できなかったけど、
この大会に吉本チームを送り込もうと提案したのは花子さんだったようだ。
震災からすぐに大会開催を決めたのが目に止まり、
なにか出来ないかとメンバーを集めたとか。
そういうのってあまり表には出ないけど、カッコいい。

去年からニューバランスもスポンサーについて、華やかになったし。

4時スタート。雨は完全に上がっていた。
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100km走り切ろうとする、人間のかたまり。
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思い思いのペースでゆったりと進んでいく。
この小さな1歩は、間違いなくゴールに向かっている。
なんだが、不思議だ。

さぁ、100km先へ。 自分の足で。
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北上の田園風景が広がっている。

贅沢だな、と思いながら走った。
恵まれてるよな、とも思った。
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一応健康で、仕事もあって、趣味のランニングではるばる岩手まで来れて、
こんな素敵な風景の中を走る事が出来るのだ。  
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自分に足りないものを1つ1つ数えていると、どうしても生きているのがつらくなる。
普通の人にはあってオレに無いものなんて、恥ずかしいけど山ほどあるんだ。

でも自分に“あるもの”を考えてみると、やっぱり恵まれていると思った。
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こんな緑の中をのんびり走りながら、マラソンを始めた理由を考えていた。

昔からずっと自分が嫌いだった。
なんだか分からないけど、強烈に嫌いだった。
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板橋シティのレポートに書いたけど、
マラソンを始めたきかっけだった「新しいことにチャレンジしたい」 という気持ちは、
「自分を変えたい」ということだと思う。

自分が嫌いだから。
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自己否定は、強烈な自己肯定だ。
「自分はダメなやつだ、と思っている自分はきっと正しい。」
めんどくさいロジックだね。

昔から自信が欲しかった。大丈夫だと肯定したかった。
嵐が来ても揺るがない根のはった木でありたかった。

でもそよ風でも倒れそうになってしまう。
なんてつまらないヤツなんだろう。
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マラソンを走る。
するとスタート地点にいたさっきまでの自分よりは、ちょっとはマシになってるはずだと思う。
42.195km走った自分が、スタート地点にいた自分と同じはずがない。

これだけ苦しく、辛い事をしたんだ。
すでに罰を受けたのだ。

そう、マラソンは自分に与える罰だった。
罰を受けた後の自分は、きっと正しいんだと思った。

逃げろ、逃げるんだ。スタート地点にいた嫌いな自分から逃げるんだ。

必死に、その当時自分的には信じられないほどの長い距離、「フルマラソン」を走った。
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だけどフルマラソンを何回か走った後でも、ヤツはいつの間にかすました顔でそばにいて
懸命に自己評価を下げようと、また得意の自己嫌悪に陥らせようと目論んでいたんだ。

逃げれる訳がない。だって自分なんだから。

それを変えてくれたのは、仲間だった。
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まだ逃げるために走っていた頃、
ランナーズの10月だけのSNS「オクトーバ―ズ・ラン」で出会った。
数カ月前にPCをもらったので、それが無ければSNS自体参加することもなかったことだろう。

幸運にも、とても大人で優しい素敵な人たちに出会えた。
新しい友人が出来るなんて、何年振りだろう。
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そして誰かと走ることは、とても楽しい。
「罰」はいつの間にか、「楽しみ」に変わっていた。

かたくなだった心は、いつからそんな風に思えるようになっていたんだろうか?
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それは不思議な「ランニングの効能」でもあったのかもしれない。

私が初めてウルトラを走った戸田彩湖70kmで、
応援してくれた仲間たちに送ったグループメールでこんなことを書いている。
「不思議な1日」の記事にも載せたメールの冒頭部分だ。

今まで生きてきてこんなに周りの人たちに
感謝を感じたことはありません。
(それもなんか寂しい人生だな・・・、でもそうなので。)

1日でこんなにいろんな人に心からお礼を言った日もありません。
こんなに辛かった日も無いですし、こんなに楽しかった日もなかったです。

私がマラソンを走るのは、多分皆さんと違ってあまりポジティブな動機ではないので
楽しさは求めてなかったし、仲間も必要では無かったし、
達成感も必要ではなかったんですが。

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そこには特別な事をしなくても、すでに存在が許されている自分がいた。
何も持っていない自分を、持ってるかのように接してくれた。

そして、いつの間にかスタート地点から逃げる必要もなくなっていた。
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自己肯定するのに、根拠なんて必要ない。
必要なのは自分を無条件に許すこと、なのだろう。

走ることは、自分へのリハビリだったのか。
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今では、あの頃には想像もできないほど仲間も増えた。

「いつもジミーさんは楽しそうで、それにつられて周りに人が集まってくる」
と言ってくれた人がいたけど、こちらこそ仲間に助けられている。

そして今も、助けられ続けている。

つまらないヤツだけど、やっぱりオレって恵まれてるな。
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なめとこラインをゆっくり上っていき、3つのトンネルに入る。
1人の若い女性とお話しした。
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50キロで終わった去年のリベンジだそうだ。
今年こそと思い何度も荒川を70キロ走るトレーニングをして、岩手に来た。
雫石が実家でゴールでは両親が待っているらしい。

「それは素敵なゴールシーンでしょうね。」と言ったら、笑っていた。

彼女にも走り出した理由があるんだろうな。
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トンネルを抜け、あとは下るだけ。57.5キロエイドが見えてくる。
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とても調子が良く、こんな練習不足の割には完走できるんじゃないかと思っていた。
足はすでに重かったけど、根性勝負だったら何とか粘れるんじゃないか。

ここから66.5キロまで下って、
そこから13キロ平地を我慢して走れば、また急激な下りだ。
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いきなり土砂降りの雨に降られる。辺りが舗装路を打つ雨の水蒸気で真っ白になった。

でもこれもありがたかった。ちょっとは涼しくなるだろう。
前を走っていたランナーがびしょ濡れのオレを心配したらしく、かぶるビニールをくれた。
これもウルトラならではの、助け合い精神だね。
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だけどこの頃、調子よく下り坂を走っていたら、
肩甲骨のあたりから首にかけてかゆくなってきた。
触ってみると感覚が少し鈍くなっている。

シビレだ。 しかも新たな個所。
正座した時の足の感覚のような感じが少し背中に広がっていた。
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全てを悟って、歩き出す。
ヘルニアの腰がどこまでもつのか、心配はしてたんだけど。

足元を、そして空を見上げた。

不思議と特に悔しさは湧き上がってこなかった。
なぜか次回は完走できるんだろうと感じていた。

ただ今は、もうちょっとこの幸せな時間の中にいたかったな。
もう少し走っていたかった。
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59.7キロのかぶり水地点では、
雨の中ポリバケツの前でひしゃくを持った男性が1人立っている。
オレが手を挙げると水を入れたひしゃくを差し出してくれ、それを飲み干した。
ポツポツと訪れるランナーを、一人でずっと待ってくれていたのだろう。
なんか覚えておこうと思った。

そのまま坂を歩いて下り、県道1号線と合流する手前、64.6キロの給水。
去年は無かったポイントだ。
そこではおじいちゃんが軒下でペットボトルを水道水を流しながら冷やしてくれてて、
ココの水が一番冷たくうまかった。

側にいた小学生くらいの女の子が親しげな笑顔を浮かべて話しかけてくる。
オレのTシャツを見て言った。
「いわきって書いてあるね。どっから来たの?」
「埼玉だよ、いわきは走りに行ったんだ。」
「埼玉は遠いね~。」

冷たい水を飲み干し、笑顔でこう答えた。
「でも、来年もまた来るよ。」
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また来年も来よう。この素敵な風景と人に会いに。
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この66.5キロ地点、高下集落センターは預けた荷物を受け取れるエイドステーションだ。
地元の野菜、トン汁、おにぎり、ビスケットのてんぷらなんてのもあり、にぎわっている。
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関門時間までには余裕があったけど、今回の私のウルトラはここで終了した。
荷物を引き取りテントのシートにどっかりと座ると、
朝凍らせておいて程よく溶けたコーラをひっぱりだし、飲む。

隣に座っていたのは、盛岡在住の青年だった。
神奈川から仕事の関係で盛岡に引っ越して3年。
今年から走り始めたらしく、
フルマラソンを走ってみたかったが近場ではあまり大会がないのだそうだ。

それで1回ハーフマラソンを走って、この大会に参加。
いやぁキツイッすね~と言って笑っていた。
フルの大会に出ていないのに、66.5キロ走ってしまうところがスゴイ。

とりあえずなんでもやってみる事って大切だよな、と思った。

何かが分かるかもしれない。
何かが変わるかもしれない。
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バスを待つ間、そこでは大会役員の方ともお話をした。
去年は熱中症でここでリタイヤする人が多かったらしい。
何回も救急車を呼んだと言っていた。

遠くには越えてきた山々が見える。

この辺りは良いところですね、と言うと
人はいないけどね、と言って笑った。
そういや県道走っててもランナーくらいしか見かけなかったな。

春、あの山々には様々な花が咲き誇り、遠くから見てもとても綺麗なのだそうだ。
「春の紅葉なんだ」と言っていた。
微妙に花が咲く時期がすれているので、日々色合いが変わるらしい。

自然はとても大きな力で、様々な姿を我々に見せる。

震災から3か月後の去年のこの大会にあった、ちょっとしたピリピリ感は今は全くなく、
時間がゆったり流れていた。
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自分は、恵まれている。 何かをしなければならない。

収容バスに乗ってゴールの雫石総合運動公園に到着。
11時間くらいのランナーが続々とゴールしていた。

手書きの記録証をもらった。リタイヤにもくれるんだね。
ちょっとうれしかった。
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この大会は食事券がもらえて、広場の出店で引き換えられる。
ビールだってもらえるのだ。
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もらったのは、学生が注文後その場で焼いてくれたオムレツ、シュウマイ、じゃじゃ麺、
モツの煮込み、おにぎりなど。
豪勢なのだ!

芝生の上に座って、ゆっくりのんびりとそれらを味わった。ビールがめちゃくちゃうまい。
走った距離は65キロだけだから、胃は全く問題ない。
盛岡の青年ともここで乾杯した。
プチ宴会。
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友人は80キロまで行ったらしい。私は先に送迎バスに乗って盛岡のホテルへ向かった。
腰の状態が心配だったので、ホテルからは出歩かずたっぷり湿布をして安静にした。

びしょ濡れのウェアやシューズを洗って部屋の中で干していたら、翌朝には乾いていた。
どんだけ乾燥しているんだ、ホテルって。

翌日は駅でお土産を買った後、ランチはお決まりのぴょんぴょん舎で焼き肉。
ビールが進むね。平日だし。有給だし。昼間だし。
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そしてお楽しみの冷麺。ウマすぎ。あ~、汁の中で泳ぎたい。
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帰りは、大宮まで2時間。“はやて”は早いねぇ!行きのほうが時間かかってるよ。
ほろ酔いであっという間に帰宅しました。

友人から聞いたけど、コースの80キロ地点位なのかな、山の斜面に熊が出たって。
ランナーが見つけて、広報車が注意を呼び掛けてたらしい。
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クマだって懸命に生きてる。
この日走った全てのランナーだって、例外ではない。








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Comment

キャプテンe | URL | 2012.07.17 23:13
あれ?今回はポロリがなかったけど・・・?
いっち | URL | 2012.07.18 11:15
お疲れ様でした。
ジミーさんのブログを読むと元気をもらえて、私もまたウルトラに挑戦しようかという気持ちにさせてくれました。
ありがとうございます。
ジミーさんも来年ももちろん行くんですよね?!
ジミー | URL | 2012.07.18 11:20
キャプテン、

次回はすごいよ!大ポロリあるから、オレの(笑)
8/5の爆水ランに行ってきます!
8月中旬にはアップしますね。
ジミー | URL | 2012.07.18 11:23
いっちさん、

こんな時間に(笑)
こちらこそありがとうございます。

来年ももちろん、いわて銀河は走りますよ~。
富士五湖は分かんないけど。

いっちさん、爆水も行くの?

さぶろう | URL | 2012.07.18 20:26
私が走り始め、走ることにのめり込んだ理由、この記事読んで、あぁこういうことだったのかと得心。
今では私も、多くの仲間に恵まれたおかげで、自己変革よりも走ること自体に喜びがあります。

こういう内容、自分のブログ記事でも書きたいんだけど、なぜかジミーさんのコメント欄でしかうまく表現できない。(笑)
ジミー | URL | 2012.07.19 00:59
さぶろうさん、

仙台国際の記事の反動で、今回はものすごく個人的な記事になってしまいました。
最初いつものように普通に書いてたけど、なんかつまらなく全部消して。
それでアップするのに時間がかかってしまって。

ちょっと正直に書いたんですけど、うさん臭くなければいいな。
バランスが難しい。

のべ | URL | 2012.07.19 21:10 | Edit
さすがジミーさん、いい記事ですね
ポロリなかったけど(笑)

爆睡では期待してま~す(笑)
ジミー | URL | 2012.07.19 22:47
のべさん、

ありがとうございます。
最近、なんだか褒められることがあるんです。
人生を楽しむ達人だとか、教わったとか(笑)

それらにちょっと違和感があったので、
こんな個人的な記事になりました。
本当は、自分意外の全ての人がうらやましい(笑)

「人間はなぜ生きてるのか?」
これがこのブログのテーマですから。

・・・ウソ(笑)

アレキ | URL | 2012.07.20 04:59
仙台の記事も、今回の記事もどちらもジミーさんらしくていい記事だと思います。

走るのと一緒ですね。つらいから楽しい。苦しいから面白い。
ジミー | URL | 2012.07.20 11:39
いっちさん、

終わった後BBQですか!満喫ですね~!
んで、飲みっぱなしね(笑)

後ほどジョグノでメッセ送っときます。
ジミー | URL | 2012.07.20 11:49
アレキさん、

コメントありがとうございます。
走れども走れども、なかなか見えてこない。
でも確実にゴールには向かっているのでしょうね、
ウルトラと一緒で。
うん、苦しいから面白い。

あっ、来年の春アレキさんが
富士五湖走ってるのが見えます(笑)
ジミー | URL | 2012.07.20 11:52
ごめん、いっちさんの2回目のコメント間違えて消しちゃった(笑)

> いっちさん、
>
> 終わった後BBQですか!満喫ですね~!
> んで、飲みっぱなしね(笑)
>
> 後ほどジョグノでメッセ送っときます。
MazKay | URL | 2012.07.22 09:39
今回はここにコメントさせてください(笑)。
これを読んでジミーさんの持つ人柄のあたたかさの理由がわかったような気がしました。そしてなぜジミーさんの周りに人がたくさん集まってくるのかも。ポロリはなかったけど、ホロリはありました(笑)。本当に素敵な文章ありがとうございます。
ジミー | URL | 2012.07.22 10:20
Mazkayさん、

コメントありがとうございます。
「ポロリはなく、ほろり。」

・・・う、うまい!

ドタバタ | URL | 2012.08.03 16:11
ジミーさん
こんにちは。
僕もホロリきました(笑)

腰は大事にしてくださいね。
また、どこかの大会でご一緒しましょう。
ホシヲ | URL | 2012.08.08 13:19
ジミーさんて豪快なイメージがあるけど、意外と変態…いや、繊細だよね(笑)
故障だらけなのに走り続けられるのは、やはり仲間の存在があるから。
大人になって、こんなに友達ができるとは思いもしなかった。
岩手に住んでた事があるのでいつか出てみたい大会。この記事を読んで、一層その思いが強くなったよ。
飲んだくれラン企画よろしく♪

ジミー | URL | 2012.08.08 23:18
ホシヲさん、
本当にそうですね。

故障なんか1人じゃ辛いものです。
仲間がいると気を使ってくれるので、なんかうれしい。

これって、良い事ですよね!
私もこの年でこんなに新たな仲間が出来るとは思わなかった。

まさかPARACUPでワインごちそうになるとは思わなかったし(笑)

飲んだくれ企画ね!ぜひやりましょう!

かあみ | URL | 2012.08.08 23:37
そう、アップが頻繁じゃないの知ってるからときどきしか見にこなくて、コメが遅れる。

私も社会人になってからこんなに素敵な人たちと知り合えると思わなかったなー。走りはじめてよかったなー。
全然走ってないけど。テヘペロ

私もこのブログを読んで「人間はなぜ生きているのか」ヒントをみつけたいと思います。
沖縄のユメさん | URL | 2012.08.09 21:59
北の国のウルトラマラソン。

まことに深く感じ入りました。

ジミーさんの等身大の自己評価というか、自己観察には大いに啓発されます。

「自己否定は、強烈な自己肯定です」
そのあとの
一文がいかにもジミーさんらしくて、嬉しくなりました。

ジミー | URL | 2012.08.09 23:40
かぁみちゃん、
そんなブログでも、見に来てくれてありがとう!

なんか不思議だよね、「走る」という引力によって
色んな人に出会うことが出来た。
そして励ましあるし、笑いあえる。

かぁみちゃんとも、そうだよね!

まだ我々の旅は続きますな。
ジミー | URL | 2012.08.09 23:46
沖縄のユメさん、
コメントありがとうございます。

なんか口調に覚えがあるんですけど、気のせいですかね(笑)

今回の記事はとても内省的で恥ずかしいですが、
そんなヤツが居てもいいかと思って。
走る喜びというのを、こんな角度から表現できたら
面白いかと思ったんです。

また私にとって、とても魅力的な大会がやってきます。
もうたった3か月ちょっとです。

1年の疲れを笑顔で癒されたいと思っております。

ジミー | URL | 2012.08.09 23:49
ドタバタさん、

結構ブログ読んでますよ。
ただ凄すぎてコメントできませんが(笑)
どこへ行っちゃうの?

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プロフィール

ジミー

Author:ジミー
走っても痩せない。なぜならば食って、飲んでるから。


【自己ベスト】
2009年 第12回荒川市民マラソン   3時間55分
2009年 第10回谷川真理ハーフマラソン 1時間46分
2011年 第7回いわて銀河100Kmチャレンジ 13時間29分

【初レース】
2005年かすみがうら10マイル
【初フルマラソン】
2006年 第9回荒川市民マラソン    6時間10分

【東京マラソン】
第1回だけ当選しました。土砂降りのこの大会記録は6時間46分
あと14分遅ければ都知事と握手してテレビに写ったのに。
膝が痛くてそんな余裕ありませんでした。

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