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東京マラソンについて想うこと

もうすぐ東京マラソンだ。
私は今年は家にいる事になるのだろう。

「なるのだろう」と言ったのは、
実は奥さんの出産予定日が東京マラソンの翌日なのだ。

だから当初からこの大会のランナーとしての申し込みすらしてないし、
ボランティアリーダーのエントリーもしていない。

いや本当は例年の飯田橋のボラだと午前中で終わるのでエントリーしようとしたら
物凄い形相で、信じられないと言われたので止めた。
まぁ、そりゃそうだ。
ボラの最中に生まれたら、どうする。一生恨まれるぞ。
おそろしい。。。

東京マラソン、去年はスタートから5km地点の飯田橋で給水ボランティアをした。
ここでボランティアリーダーをするのは2年目だ。

飯田橋では、トップランナーが通り過ぎてから最後尾ランナーまで約1時間。
その1時間の間に約36000人のランナーが私の目の前を通り過ぎる。

1分につき600人、1秒につき10人。
ぞれぞれの速さで、それぞれの想いで。

大会には、想像以上に多くの人々が関わっている。
ボランティアをやると、それが良くわかるのだ。
私は運良く2007年の第1回を走ることが出来たけど、そんな事考えすらしていなかった。

まず警察官の多さ。
都内を長時間交通規制するということは、そういう事なのだろう。
そして車線規制に対する警備員、運営に関するR社スタッフ、
備品・水等を輸送するトラック、ゴミ回収車、道路散水車、
そして1万人の「チームスマイル」といわれるボランティア。
もちろん東京マラソン財団、ボランティアセンター。

私はコース上の給水しかやった事がないので、その他の所はもっとだろうし、
私の知らないところで関わっている方々も多数のはずだ。

私はランナーでありボランティアでありながら、結構冷めた目でもこの大会を見てしまう。
例えばこの交通規制によって迷惑をこうむる人々。

数年前コース後半のとある場所で給水ボランティアをしたが、こんなことがあった。
荷物をいっぱい持って、幼い子供2人を連れたお母さんが
このランナーが走ってる道路をどう渡れば良いのか、ボランティアリーダーに聞いてる。
渡るには近くの地下鉄の駅の地下道を通らなければならない。

それを聞いたお母さんはとてもうんざりしていた。
今帰国したばかりで疲れているんです。大荷物だし子供もいるのに遠回りして
地下道を通らなければならないのか。自分の家に帰る為に。
そしてハッキリ言った。
「本当に、迷惑です。」

ビッグサイトで行われる東京マラソンEXPOに行った際、
どこかのブースで雑誌「ターザン」の新聞をもらった。
その中で小山薫堂氏が何かランニングに関する映画の話の流れで
こんなことを言っていた。
「ランニングは昔も裕福の証だったんですね。」

以前、私の定番の練習コースは荒川の土手だった。
ここでは河川敷の草むらの中や橋の下に、ぼろぼろのビニールシートの小屋がある。
私はヘロヘロと河川敷を走りながら、ここの住人達はランニングしている人々を見て
どう思っているのだろうかと想像した事がある。
「なんでわざわざ苦しくて、腹が減る事をしてんだろ。」

ランニングは人が生きる上で必ずしも必要な事ではない。

とても贅沢で、酔狂で、自己満足で、しょせん裕福な人の「趣味」なのだ。
ストイックに関わろうが、ミーハーな気持ちだろうが、タイムが速かろうが、遅かろうが。
まぁ趣味というものは、そういうものだけど。

走る人、大会に関わる人、応援する人、
迷惑をこうむる人、テレビで見てる人。

様々な人を巻き込みこの巨大なマラソン大会、東京マラソンは今年も開催される。

走ることが贅沢なら、走らせてくれる全てのものに感謝をして走りたい。
走ることが酔狂なら、晴れ晴れとした笑顔を沿道に振りまいて走りたい。
走ることが自己満足なら、とことん自分を追求して走りたい。

私はランニングの素晴らしさを信じています。

東京マラソンに参加されるランナーの皆様、頑張ってくださいね。

私は当面大会にエントリーしないけど、今日も帰宅ランを楽しみます。
短い距離だけどね。
きりっとした冬の空気、透き通った綺麗な夜空、そして細くなった月を見ながら帰ろう。

走るの好きだから。






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ホシヲ | URL | 2015.02.16 21:55
結婚は人生のムニャムニャだとか、母はムニャムニャだとか、いろんな言葉が頭のなかをLSD( ̄m ̄)
確かにいろいろな人達と関わりあって走るのは楽しい。
でも、それ以上に今の時間ってワクワクドキドキで楽しいと思うよ。
ジミーさんのにやけ顔が今から目に浮かぶ
東京マラソンの日に産まれるといいな
ジミー | URL | 2015.02.18 14:25
ホシヲさん、ありがとうございます。

2007年の第1回の東京マラソンを走ったときから8年、なんだか早いものです。
ランニングは色々な事を教えてくれますね。
これから自分がどう変わっていくのか、世の中がどうなっていくのか、
家族ともども季節を感じながらトコトコと走っていこうと思います。
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プロフィール

ジミー

Author:ジミー
走っても痩せない。なぜならば食って、飲んでるから。


【自己ベスト】
2009年 第12回荒川市民マラソン   3時間55分
2009年 第10回谷川真理ハーフマラソン 1時間46分
2011年 第7回いわて銀河100Kmチャレンジ 13時間29分

【初レース】
2005年かすみがうら10マイル
【初フルマラソン】
2006年 第9回荒川市民マラソン    6時間10分

【東京マラソン】
第1回だけ当選しました。土砂降りのこの大会記録は6時間46分
あと14分遅ければ都知事と握手してテレビに写ったのに。
膝が痛くてそんな余裕ありませんでした。

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